プロレタリア蟹工船は小林多喜二の当時の思いがひしひしと伝わってきて悲しい物語だった

紹介本一覧

この記事は昔の文学(蟹工船)に興味を持っている人にあらすじを紹介するものです。

ちょっとでもみなさんのお役に立てれば幸いです。

結論この話はこういう人にオススメ

以下のような方はこの本がオススメです。

・難しい言葉に耐性のついている方...今では使わないような漢字や表現が多く出てきます。
・小林多喜二の情景を追体験したい方
・流れるような物語展開が好きな方
・プロレタリア文学に興味のある方...「蟹工船は」プロレタリア文学の王道!
・反政府の文学が好きな方...当時の日本と照らし合わせると面白いですよ。

2分で分かるあらすじ

蟹工船(カニの漁をする船)にて…

労働者
労働者

あ〜〜〜

キチィ〜

どんだけブラック企業なんだよ!

外は寒いわ、風呂には入れないわ

飯も酷い、衛生も悪い。

こんな仕事したくないよ。

監督
監督

イイか〜

働かねぇと罰を与えるからな。

それが嫌だったら働けぇ。

ちなみにこの蟹工船の1日のスケジュールはこんな感じ(この本を読んでの想像)

イイか〜働けぇ〜

働かねぇとこうだぞ!(ピストルで脅す)

〜そんな中での仲間の死

死因は病気による衰弱死←そんなになるまで働かせていた。

労働者
労働者

これは死んだんじゃない。殺されたんだ。

僕はお経が唱えられないから君を慰めることはできない。

ただ、仇をとって君を慰めることならできる!!

今こそ立ち上がる時だ!

みんなが手を合わせれば怖いものなんてない!

そうだそうだ!!

今こそ変えよう!

監督をぶっ潰す!!

→ストライキを起こす。

労働者
労働者

労働者はこういう条件なら働きます。

どうします。

監督
監督

ニチャァ

実は今、帝国海軍にSOSを求めたんよ。

“軍隊の介入

海軍
海軍

ストライキしてるみたいだなぁ

幹部をとっ捕まえてやる

→ストライキ1回目失敗

〜〜〜

ここで物語は終了だが

追記で2回目のストライキは成功したことが書かれている。

後半の流れるような物語展開がイイ

この物語を読んでの感想なんですが

物語後半の労働者が行動を起こすとこあたりからの物語展開がとても流れるようで読んでいて気持ちが良かったです。

まるでノンフィクションの出来事を追体験しているようでこの話にのめり込んでしまったものです。

特に「仲間の死」から労働者の中で意識が変わった、行動を起こした部分はまるで映画を見ているかのような没入感があって見応えがありました。

物語の初めの方は特に変化もなく読み応えがなかったのですが後半からがすごかったですね。

文字が生きてる!!感想の前に置く

実はこの本「プロレタリア文学」と呼ばれる種類でして当時の日本(1920年くらい)では嫌われていたんですね。

なぜなら帝国主義の日本の思想と異なっていた(正反対だった)から。

そんなこともあり、蟹工船の著者「小林多喜二」は蟹工船を出版後警察に虐殺されてしまいます。

このような歴史的背景を踏まえると、この本はとても生き生きしていると感じました。

例えるならば「文字が生きている」と言ったとこでしょうか。

小林多喜二が命をかけてまで作った本日本を変えようとして作った本

そんな気持ちが蟹工船の物語の中で所々感じられるわけです。

まるで「どうします?日本?」と語りかけてくるかのよう。

このような気持ちをこの本を読んで感じました。

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