
- 電子書籍と紙の本はどっちの方がいいの?
- ネットで本を買うとき電子書籍の方が安いから紙よりそっちの方を買うべきかな?
といった疑問を解決できる記事になっています。
本記事では前半に「電子書籍で読むべき本と紙で読むべき本の種類」を
後半に「電子書籍と紙の本のメリット・デメリット」について解説していきます。
この記事を読み終えることでネットで本を買う際に電子書籍と紙の本で迷わなくて済むようになります。
【結論】マンガは電子書籍、ビジネス書は紙の本

結論から言うとマンガは電子書籍でビジネス書は紙の本で読むようにしましょう。
本の種類別で分けるならこんなイメージです。
- マンガ
- 雑誌
- 小説
➡︎娯楽としての読書は電子書籍がおすすめです。
- ビジネス書
- 実用書
- 新書
➡︎勉強としての読書は紙の本がおすすめです。
理由:電子書籍は集中力が持たない

ではなぜ娯楽としての読書は電子書籍で読むのがおすすめなのでしょうか?
実は電子書籍の場合紙の本に比べて集中力が落ちることが研究でわかっています。そのためビジネス書や実用書といった本は電子書籍に向いていません。
なぜならビジネス書や実用書は頭を使って読まなければならず、集中力が必要だからです。なのでビジネス書や実用書といった勉強としての読書は電子書籍ではなく紙の本で読むのがおすすめです。
一方、マンガや雑誌、小説といった娯楽としての読書は勉強としての読書に比べて集中力が必要ないので電子書籍でも大丈夫という訳です。
電子書籍のメリット
電子書籍のメリットは次のとおり
- 持ち運びが便利
- 読書できる範囲が広い
- 安い!
- 電子書籍専用のサービスがある
1,持ち運びが便利

電子書籍はめちゃくちゃ持ち運びが便利です。
例えば電車の待ち時間で本を読むときはいちいちカバンから紙の本を取り出すよりも電子書籍のほうが楽ですし、なんたって持ち運びやすいです。
なのでスキマ時間を読書に充てるときや外で読書する際は電子書籍がめちゃめちゃ便利です。
また、スマホ一台で何十冊もの本を読むことができるのも大きなメリットです。
例えば外でマンガを読むとき、カバンに紙のマンガを入れてたら相当ガサツきますよね。荷物は多くなるし余計に重くなるしで結構大変だと思います。
ですが電子書籍ならポケットからスマホを出すだけ。それだけで何巻であろうが好き放題にマンガを読んでいられる。
これめっちゃ魅力的です。
2,読書可能な範囲が広い

読書可能な範囲が紙の本に比べて広いです。どういうことかというと基本的にスマホが使えるところでは読書もできるということです。
例えばスマホが防水対応ならお風呂でも読書できますし、雨の日でも問題なく外で本を読むこともできます。
これって紙の本にはないメリットですよね。紙だと湿度だったり読み方だったりいろんな環境に左右されてしまいますから。
なので紙よりも読書できる場所が増えるので便利です。
3,本が安く買える
例えばAmazonで本を買うとき、電子書籍バージョンと紙の本バージョンの2種類価格が表示されるのですが

このように電子書籍版(Kindle版)のほうが安いんですよね。なので少しだけど節約になります。
例えばマンガや雑誌って買う頻度も高いですしそれなりにお金もかかるじゃないですか。そういったときに電子書籍だと紙の本に比べて安く買うことができるのでとても魅力的です。
4,電子書籍専用のサービスがある
電子書籍専用のサービスがあることもひとつのメリットです。
例えばAmazonのKindle unlimitedだと月額980円で200万冊以上が読み放題になります。圧倒的な量の本を読めますし本一冊買うよりも安いです。
こういった読み放題系のサービスは紙の本にはできないですよね。
なので電子書籍専用の読み放題サービスなどは大きなメリットになります。
今ならAmazonKindle unlimitedの無料体験ができるのでぜひ電子書籍を体験してみてください。
電子書籍のデメリット
電子書籍のデメリットは次のとおりです。
- 集中力が妨げられる
- 目が疲れる
1,集中が妨げられる

研究でわかっているのですが電子書籍は紙の本に比べて集中が妨げられます。
理由はスマホを使っていることに意識してしまい「Twitterどうなってるかな」とか「LINEで誰かから連絡きてるかな?」と別のことが気になってしまうからです。
(「スマホ脳」参考)
なので難しい本(ビジネス書や実用書)を読んでいると途中から内容が頭に入ってこないことがあります。文字を追っているだけで内容が一切理解できない、上の空で読んでいる感じですね。
2,目が疲れる

スマホで本を読んでいくと徐々に目が疲れていくのも一つのデメリットです。なので長時間読む場合には電子書籍は向いていません。
例えばホームで電車が来るまでの数分読むとか友達との待ち合わせをしている数分とかに読むには電子書籍がとても便利でオススメなのですが
数十分(あるいは数時間)本を読むという場合は目が疲れてきちゃうのでこういった時は紙の本がオススメです。
【電子書籍のまとめ】つまり電子書籍ではマンガなど頭を使わなくても読める本が向いてる
ここまでをまとめると、、、
①電子書籍は紙に比べて集中できない②電子書籍は持ち運びがラクだから
電子書籍では集中しなくても読める本(=マンガや雑誌など)が向いてます。
なので本を買うとき紙か電子かで悩んだときは「それは頭で深く考えながら読む本かな?」と自問自答してみてください。
その答えがyesなら紙、noなら電子の本を購入するようにしましょう。
紙の本のメリット
続いて紙の本のメリットは次のとおりです。
- 読みやすい
- 記憶に残りやすい
- 読書に集中できる
1,読みやすい

電子書籍に比べて紙の本は読みやすいです。理由は電子書籍と違い目が疲れず、読書に集中できるからです。
電子書籍は長時間読んでいると結構目が疲れてきます。またブルーライトのせいで夜寝れなくなってしまうと言う弊害も出てきます。
一方紙の本は目に優しく長時間読んでも疲れにくいです。
なので電子書籍を読んでいて目が疲れる方はぜひ紙の方で読んでみてください。全然違いますよ。
また、紙の本の方がすぐに目的のページを開けたりとか、付箋を貼って読み返すときがラクになるなど便利なことも多いです。
2,記憶に残りやすい

さまざまな研究で電子書籍より紙の方が記憶に残りやすいと結論付けられています。
なぜなら記憶はアウトプットしていくことで定着していくからです。例えば付箋をつけるマーカーを引く、メモをとるなどといったアウトプット。これらは電子書籍ではやりづらいものです。
紙の本だとすぐにメモをとることもできますし付箋をつけたり、マーカーもひける。これ紙の本の大きなメリットです。
3,読書に集中できる

電子書籍はスマホの通知が気になってしまい思うように集中できないとお話ししました。
では紙の本はどうでしょうか?
スマホのような通知はありませんし本の世界に没頭することができます。なので電子書籍よりも集中できる紙の本は大きなメリットです。
紙の本のデメリット
紙の本のデメリットは次のとおりです。
- 汚れやすい
- 持ち運びが大変
- 保管するのにそれなりの場所が必要
1,汚れやすい

電子書籍と異なり紙の本は現実にあるものなので日に日に劣化していきます。
例えば水をこぼしてしまうと本はふやけてしまいますし、日向に置いておけば日焼けもします。
また、ページをめくる際に紙を破ってしまうと言うこともあります。このように紙の本は日々劣化していってしまいます。
なので仕方のないことですが汚れやすく劣化しやすいことが本のデメリットです。
2,持ち運びが大変

紙の本は持ち運びが大変で利便性に欠けているとこがあります。
例えば本を持ち運ぶとなったらバックの中はそれなりにがさつきますし、なんと言ったって重くなります。
また、電子書籍ならお風呂でも雨の中でも読めますが紙でそんな事してしまったら一発アウトです。
なので若干ですが利便性が低くなってしまいます。
3,保管するのにそれなりの場所が必要

本数冊程度なら置き場所に困らないのですが何十冊と溜め込んでいってしまうとどうしても保管するのにそれなりの場所が必要になってきます。
例えば大きな本棚が必要になってきたり、本をしまうために部屋の一部を確保しなければいけなくなってしまいます。
古本屋に売ってしまうと言う手もありますが何度も読み返したい場合は手元に置いておきたいですよね。
なので紙の本を買うときは保管場所も考えていかなければなりません。
【紙の本のまとめ】つまり紙の本ではビジネス書など頭を使って読む本が向いてる
紙の本をまとめると、、、
読むときに集中できて、記憶にも残りやすいため
ビジネス書や実用書など頭を使いながら、考えながら読む本(=勉強目的の本)が向いています。
なので本を買う際、電子か紙かで迷ったら「それは頭を使って読むような本か?」と自問自答しましょう。
yesなら紙でnoなら電子で購入しましょう。
オーディオブック試すのもアリ

オーディオブックとは本の内容を読み上げてくれるサービスです。要するに耳で聞く本。
このオーディオブックのすごいとこは運動しながら聞くことで集中力が増すということ。なので軽いウォーキングや出勤中に聞いてみるのがオススメです。
今ならAmazonのオーディオブックが30日間無料なのでこの機会に試してみるのもアリですね。
まとめ
最後に内容をもう一度確認しましょう。
- マンガや雑誌のような頭を使わなくても読める本(=娯楽用の本)は電子書籍が向いている
- ビジネス書や実用書など頭を使って読む本(=勉強用の本)は紙の本が向いている
なので本を購入する際は「その本は頭を使い(深く考え)ながら読むような本か?」を自問自答し、yesなら紙の本、noなら電子書籍を選びましょう。
このワードさえ覚えておけば電子書籍と紙の本で悩むことも無くなりますし、ベストな状態で本を読めるので忘れなようにしましょう。
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