魯迅著「故郷」のあらすじ、感想、おすすめの人を紹介

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こんにちはコ〜イチです。

今回は日本の誇る中国人小説家「魯迅」の「故郷」という小説について紹介していこうと思います。

概要

偕成社より引用

・読みやすさ…★★★★★

・面白さ…★★★☆☆

・読み応え…★★★☆☆

故郷は中国の小説家「魯迅」の作品です。

この本の特徴は非常に読みやすいこと。

短編なことに加え、難しい表現がないことが要因でしょう。

そのため中学校の教材にもなっています。

コ〜イチ
コ〜イチ

みんなは中学校でこの作品勉強した?

あらすじ

ネタバレにならないようすんごいザックリ喋りますね。

舞台は中国。
実家を売るため20年ぶりに故郷へ戻ってきた高貴な主人公。

母から閏土(幼少期の親友)が会いたがっていたと聞き思いを馳せる。

その後、閏土と主人公は再開することができたのだが身分の差を痛感してしまい...

感想

悲しい物語でした。

恋愛のような淡い悲しさではなく、身分だの社会格差だのみたいな

政治的な悲しさのある物語ですね。

身分の高い主人公と低い閏土(ルントゥ)。

幼少期はものすごい仲も良くて身分とか全くなかったんですが

大人になり、再開した時の知ってしまった身分差感

このギャップがすごい印象的でした。

例えるなら友達が総理大臣になって

え、もう僕と同じ土俵(立場)じゃないの?」と嘆いてしまうような感じです。

さらに子供が同じ境遇なのが悲しい

この物語のさらに悲しいとこは

主人公と閏土に子供がいてその子同士が仲良くなってしまうことです。

これが何を意味するのか。

主人公の人生と同じ思いをしちゃうことになってしまうんですね。

幼少期は仲良しだったけど、大人になり身分の差を知ることで今の主人公たちと同じ境遇になる。

子供が大人になったシーンは載ってないのですが想像するだけで悲しくなります。

中国の歴史も学べる

一方中国の歴史、当時の社会情勢を勉強できるので

物語を読み、なおかつ歴史も学べる。

歴史好きには一石二鳥の作品となっています。

この本は脚色も加わっていますが中には当時の中国(19世紀くらい?)の社会状況も反映されているので

もしかしたらこう言う人たちもいたのかな

と思っちゃったり。

格言

思うに希望とは、もともとあるものとも言えぬし、ないものとも言えない。それは地上の道のようなものである。もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になるのだ。

故郷より引用

これは主人公の子供が自分のような悲しい人間になってほしくないことを願った文句です。

要するに身分差がなくなることを願う人が多くなって欲しいなってことなんですけど、

すごい真理をついているんですね。

民主主義の日本においても参考にります。

みんなが同じ目的のために協力する。

そしてより良い社会を作っていく。

作者の魯迅はこの民主主義の未来まで見えていたのですかね?

ちなみに魯迅は今から100年前に活動していた人だよ。

読んで欲しい方

・悲しい系の物語が好きな方

・中国の歴史を学びたい人

・外国の文人の作品を読みたい方

特に”悲しい”が印象的な作品ですので読むときは手元にティッシュを置いといてくださいね。

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